2016/08/12(金) 対馬一周2日目③ 比田勝

旅行は帰り道の方が早く感じる。

ほんとにそうで、センターを出てから元の通りに戻るのは異様に速く感じた。

さてごはんを食べよう。対馬といえば「とんちゃん」だ。

なんか豚肉をたれで炒めた料理だそうだ。

これから向かう比田勝は割と大きいところらしい。(対馬の中では)

今日はそこでごはんを食べようという計画になっている。

丸山に店をスマホで探させ、車を走らせる。

相変わらずの山道を進むと、横にスーパーを見つけた。

割と駐車場もでかく、車もたくさん停まっていた。

小さな集落しかないように見えるけど、交通量は多いしお客も多い。

どっから来てるんだろう。

とかなんとか話しながら進むと比田勝に着いた。

 

比田勝には大きな港があった。厳原に次ぐ第2の町って感じだ。

往来にも人が多い。夏休みだしね。

大きな駐車場があったのでそこに停めた。

真夏の昼過ぎは暑い。じりじりする。

往来の人は多かったものの、9割方韓国人だった。

そして丸山が探した店が見つからない。

スマホを使うと路地の奥に店があることが分かった。

行ってみるとまあ~人の多いこと。人があふれ出ている。

他のところを当たってみるか、と町の方へ行く。

スマホで[とんちゃん 比田勝]で検索してみる。

この店がいいよ、みたいな店に行ってみると、精肉店だった。

調理して食うわけじゃねえからさ。

2つ目の店。潰れてた。

3つ目の店。韓国人と思われてもう今日は終わりよ!とあしらわれた。

・・・

・・・

もう店がないやないか!

暑いし歩き疲れたし(あしらわれるし)もう比田勝ええわ、ということになった。

韓国人は別に何をしてくる訳でもないけど、なんか声と態度がでかくて苦手。

車に乗り込んで、次のところへ行こうとなる。

ていうかそもそも腹があんまり空いてない、と3人の意見が合致。

豊玉で割と食べたしな。

その後は、比田勝の北にある海が見える温泉に行った。渚の湯と言う。

しばし汗を流す。地味に温泉が割とある対馬

お風呂にはforeignerは少なかったもののやっぱ少なからずいた。

ほんとね、何をされるということはないけど声と態度がでかい。

基本的に韓・中の人達って人目を気にしないと思う。

お風呂の景色とお湯は最高だった。

14時くらいに上がって飲み物を買って飲む。眠くなってきた。

ロビーのソファーでうとうとしていると案野さんと丸山が上がってきた。

ちょっとゆっくりしつつ今後のことを話した。

100円玉をはじきあって遊ぶ。

ロビーに来た元気な日本人のじいさん。

「お湯に入らんよ!遊びに来たよ!!」みたいなことを言っている。

パワフルだなあ~。島人って感じ。受付の人も笑っていた。

 

どんどん北上して韓国展望所に来た。

案内通り右折して、坂を登るとでっかい鳥居みたいなのがあった。

くぐるとまた出ました、韓国っぽい建物。割と人もいる。

これを建てたのは日本人なのか韓国人なのか?

そして韓国を展望…することはできなかった。晴れてたら見えるのかな?

中には歴史資料が満載でしばし見ていたが、暑い。サウナみたいだ。

出がけに韓国人のツアー客が大挙して来ているのにすれ違う。

あの集団と展望所内で一緒になったらいろいろとやばかった。

というか母国見て楽しいんかな?

そういや昨日もこんなことがあったような気がする。

2016/08/12(金) 対馬一周2日目② 上県

更に対馬を北上していく。国道らしいがそうは見えない。

車内は謎ラジオが流れている。

道中はほんとになんもない。運動公園が山ほどある。

1~2時間くらい運転して、対馬自然動物保護センターの看板が見えた。

これまたすげえ道を進む。ほんとにこれで合ってるんだろうか。

と思ったら合っていた。山道と農道をかき分け20分。到着。

対馬自然動物保護センター。1回来てみたかったところだ。

ツシマヤマネコなど、対馬だけの生き物を見ることができる場所だ。

 

駐車場に停めて車を出るとびっくりした。

全く同じ白いアクアが横に停まっていた。ナンバーも1つ違い。

同じ空港横のトヨタレンタリースで借りたんだなあ。偶然ってすごい。

駐車場からずーっと登っていき、センターがあった。この坂で汗をかく。

中に入るとガイドのおじさんが同行してくれた。

このおじさん、ゴリパラに出てた人だ。こっそりテンションがあがる。

ツシマヤマネコと普通のヤマネコの違いなどをクイズ形式でガイドしてくれた。

かわいいわー。なんかもさっとしてる。体がでかい。表情がなんともいえない。

うーん楽しい、このセンター。

そしてついにツシマヤマネコとご対面。

福馬くんというらしい。かわいい。ぐてっとしてる。

ここでガイドのおじさんとお別れ。ありがとうございました。

その後、センター内のいろんなものを見る。

対馬は固有種が多いところらしい。トンボとかトカゲとか。

離島だしガラパゴス的な進化とかあるんだろうか。

野原や街並みを再現したジオラマみたいなのがたくさんある。

ボタンを押すと音声解説がされる。

なんか対馬ってお金の羽振りよくない?

ホワイトボードにいろんなところから来た観光客のメッセージがあった。

韓国語もたくさん書いてあった。猫のかわいさは世界共通。

対馬の地形が一目瞭然の模型があった。ボタンを押すと地名が光る。

昨日行ったところとかを光らせて遊ぶ。

厳原からすんげえ距離を来ていて驚いた。

各自いろいろと散策。壁の掲示物とかも興味を惹かれるものばかりだ。

お土産コーナーで再びさっきのおじさんに会っていろいろ質問する。

お土産をここで買わなかったことを後で後悔することになることはまだ知らない。

ほんとにいいセンターだったと思う。

僻地中の僻地中の僻地にあるけどぜひ行くべきスポットだ。

駐車場にはまだアクアが2台停まっていた。この人も長く滞在しとんな。

2016/08/12(金) 対馬一周2日目① 豊玉

朝は7時半に目が覚めた。

テレビは水谷の話ばかりしていた。

今日の対馬の天気はいいらしい。旅先の天気予報っていいよな。

ロビーに3人集合して、チェックアウトした。

相変わらず出づらい駐車場に車が停まっていた。

中にものを乗せて出発する。

今日は対馬の北をぐるっと一周し、また真ん中の辺りに戻ってくる。

昨日通った道をまた戻る。ベスト電器やらダイレックスを見る。

対馬の大動脈っぽい道なので交通量が多い。のわりに道が狭い。

とろとろ軽トラが大渋滞を作っていた。

 

9時くらいに厳原を抜け、豊玉というところに着いた。

豊玉は事前チェックして少し気になるところがあったところだ。

宿があれば宿泊していたと思う。

ちなみに宿は謎の民宿が1つしかなかったので断念した。

ツタヤホテルというのがあったらしいが潰れているっぽかった。

もはや集落だなと思う。

こんな小さい集落にも小・中・高があるって日本ってすごいよな。

見たかったものを車から見ることができて満足する。

 

その先のスーパーサイキ豊玉店で朝ご飯を買うことにした。

駐車場は狭い。その割に人が殺到している。どうやら開店直後のようだ。

なんとか駐車場の端っこに停めることができた。

中で丸山と2人で物価チェックをする。

結局別にそんなに安いことも高いこともなかった。

離れているところだからちょっと足下を見てくる価格かと思ったが良心的。

各々お惣菜やらお菓子、飲み物を購入して車に戻る。

その先の和多都美(わだつみ)神社で食べることにする。

せっまい道を通りながら神社に向かう。

神社に到着する。車が停まっていたので横につける。

なんか車の移動販売みたいなのがあった。

誰をターゲットにした店なんだろう。意外と人が来るのか?

車の中でご飯を食べる。朝っぱらからフライドチキンを食べた。

 

食べ終わってから神社を見る。3本の鳥居が海の中に並んで立っている。

ように見えたが干潮だったらしく2本は干潟の上に立っていた。

なんとも珍しい光景だった。

反対側の神社にもとりあえずお参りした。

おみくじを引いてみたけど微っ妙な感じだった(忘れた)。

 

車に戻って出発する。ほんとすげえ所に来てるよな。

中心部?に戻るとき、なんか変な建物を見かけたので寄ってみることにする。

韓国っぽい建物が、すごい上の方にある。

どこから入るのか分かんない。

わーわー探し回って結局最初のスーパーの前の建物の横から入ることが分かった。

その建物は豊玉の郷土資料館らしい。金の使い方がすごい。

階段の上に謎の像があった。

じゃんけんで負けたやつが詳細を見に行くことになった。

丸山が上に行った隙に車ごと隠れる。

あたふたするかと思ったらニヤニヤしている丸山、強し。

車に戻ってさらに北に進む。これからの運転は作業だ。

2016/08/11(木) 対馬一周1日目⑧ 厳原

夜は料亭「志まもと」に行った。ゴリパラ見聞録で出てきた店なのでぜひ行ってみたかった店である。名物の石焼きがすごく楽しみだった。

若干迷いながら店に着き、席に通された。正直店についてすぐビールを飲んで酔っぱらったので食事の記憶がない。ホテルに着いてからあれ?何食べたっけ?ってなったレベルである。石焼きは意外と大ぶりで食べごたえがあった。つけだれをつけて熱い石の上で焼くというのが斬新な料理だったと思う。

 

店を出て、ぶらぶらする。今日資料館で見た陶山訥庵のお墓がこの先にあるということで、肝試しを兼ねた観光に行くことにした。飲み屋街を抜けると急に道が細くなり、小さい民家がある通りに出た。この先にお墓という名のお寺があるらしい。

修善寺に到着。ここにお墓があるらしい。なんかこうお墓、って感じでぽつんとあっておーあれが墓かーとなると思ったら、ガチの墓がいっぱいあるガチの墓地だったので慌てて退散した。思ったより観光地ではなかった。

 

ホテルに戻って、明日の集合時刻を決めて個室に入った。酔いもさめてとりあえず風呂へ。上がってテレビをつけたらリオオリンピックの卓球をやっていた。水谷と馬龍が試合中だった。4セット取られてあー負けたわと思っていたらそこから水谷が急に強くなって2セット取って興奮した。結局負けたけどなんか周年というか根性というか、オリンピックレベルの選手でもあの大舞台でまだ成長することできるんだな~と思った。

 

そこから本を読んで就寝。

2016/08/11(木) 対馬一周1日目⑦ 厳原

豆酘崎を出て、とりあえず豆酘の中心部を見てみようという話になり車で通ってみた。豆酘は一瞬で通り過ぎた。こんな小さな集落にも小学校やら郵便局があるんだなあ。

そこからはまた山道の作業運転になる。来た時とは違う海沿いを東に進む道を通っている。景色が違うので少し助かる。

 

訳の分からんラジオ再び。さっき聴いたもはや何語か分からない言語の意味不明な例文を覚える番組はそのレベルをもっと高め、東南アジアっぽい国の言葉を我々に教示してくれていた。誰をターゲットにしてる番組なんだ。変えてくれよ。チャンネルを変えると今度は、林なんとか先生が自分の人生の恩師を紹介する番組になり、最初はまあ好奇心もあって聴いていたが、もう途中から苦痛なくらいつまらなくなって変えた。

自分は心の中で高校野球がいいな~と思っていたが、車の中の2人は高校野球よりは変な言語の番組か林なんとか先生の番組の方に興味を引かれているらしくキャーキャー楽しそうにしている。どんだけ野球に興味ないんだろう。言語・林>野球て。

ほんとにずーーーーーーーーーーーーっと運転していてマジで疲れたので、途中見つけた集落に寄ってみることにした。浅藻(あざも)という小さな集落である。漁港に漁船が何艘かあった。ぶらぶら歩いていて見学していたら自分を丸山が写真に撮っていた。

浅藻を抜けて、途中山の高台に車を停めて景色を再び見たり、意味不明なラジオ(なんか韓国か朝鮮のドラマっぽいやつ)を聴いたり、ドラマの真似をしたりしながら、ほんとひたっすら運転して厳原の中心部に帰ってきた。豆酘崎はいいところだけどいかんせん遠い。でも遠いけど行く価値はあるところですよ。

 

いい時間になっているのでホテルにもう向かおうということになる。ホテル金石館というところだ。痛恨のミスでナビにホテルの場所を入れ忘れている。地味に交通量があり横に停車することができない。まあ昼にホテルはちょろっと見たのでまあ大丈夫だろう。

とか思っていたらやっぱりだめだった。すげー狭い路地に入り込んでしまう。1台しか通れないような道だ。なんか真ん前に車が停まっていて通れない。若い女性が慌ててよけてくれた。先に進むと、もはや普通車では曲がれないレベルの道に出た。これはだめなやつ。

50mくらいバックして、Uターンして道を変えると、なんかの店の駐車場みたいなのがあったのでそこに停めさせてもらった。すみません。ナビの行き先にホテルを登録すると、あと100mらしい。

100mしかないのに道を間違えてしまいぐるぐる回ってなんとかホテルへ。ハイエースが変な停め方をしているので駐車場に停めるのがまあ難しかった。なんとか擦らずに済んだ。

なんとかホテルにチェックインすることができた。初日は個室なので3人は3部屋に分かれた。もう体は汗まみれで気色悪いので風呂に入ろうかと思ったが時間がないのでやめた。いるものだけリュックに詰めて部屋を出る。

あー疲れた。酒を飲んでパーッと行きましょう。