2015/12/30(水) 北陸一周3日目輪島~白山 6

洞窟の中を進んでいくと、「地獄門」という所に来た。

地獄の鬼たちの像がこれまたたくさん並んでいるようである。

地獄の門番の像。なんでか知らんが手に餅が置かれている。

地獄門の看板は、やけにファンシーな色合いで表現されている。

この外枠はどっかで見たことある。ラーメンのどんぶり?

一歩足を踏み入れる。

開幕大きな車輪で人がバラバラにされているシーン。

おお…

なかなかえぐいものを見せてくる。

その後もいろいろあった。

人をうすの中に入れて、きねでt

鬼が人をバラバラにして食b

目をえぐr 人の腸が出t くもが人を食…

途中からマジで気分が悪くなった。平和な国ヤパーナで育つとこうなる。

ふらふら歩いていると閻魔大王の像がある。大迫力だ。

なんでか知らんけどお賽銭を入れて拝む。

最後の方にはお地蔵様や、栄西やら最澄やらのお坊さんシリーズもあった。

洞窟をやっと抜けた。グロいものを見て気分が悪い。

洞窟の出口に案内があった。ここで分岐するようだ。

山の上が順路らしい。下に行けば帰れるらしい。当然、上に行った。

道は雨のせいでぬかるんでいる。

ろくに道の手入れがされていないので落ち葉もすごい。

注意しながら山道を歩く。歩きながら思う。岩窟院の岩窟ってそういう…

かすかに見える石段を頼りに坂を上がった。

山頂広場に到着。大きな大仏が枕で横向きに寝ている。

またいろんな石像があった。

これでハニベも終わりか。なかなかとんでもないスポットだった。

しげみの奥にまた像があったがもう見る気力はなかった。

帰りのぬかるみ道がしんどい。つるつる滑る。

山を降りて最初の仏頭のところに戻ってくる。街宣ぽいアナウンスが懐かしい。

お土産物屋の中が順路らしいので入る。

何個か買おうか迷うものがあったが値段が高くて断念。

地獄のパンフレットとかあった。もう結構です見たくないです。

車に戻って息をつく。あー、疲れた。でもすごいものを見た気がする。

これが北陸最強の珍スポット、ハニベ岩窟院。

ていうか足元泥だらけやないか。ズボンまで泥がついている。

うん。

さて次だ。時間は15時半。

時間との相談になる。

ここから東尋坊に行き、白山の山奥のロッジに行くか。

この辺で時間をつぶしてから白山の山奥のロッジに行くか。

ロッジの夕飯の予約は19時だ。

ナビはなかなかの時間をはじき出しているが…

・・・

行く!東尋坊に行こう。

東尋坊はここから1時間ちょいかかるらしい。

何より高速道路を降りてからが長いようだ。

急いで出発。さっきの道を引き返して小松ICへ。

雪も雨も何も降っていない。周りの車の様子を見つつ、ぶっ飛ばす。

小松市を抜け、加賀市を一瞬で通過して福井県に入る。

あわら市とか初めて聞いたわ。

金津ICで降りた。もうこの辺の運転は作業である。

道中では芝政ワールドや、松島水族館など昨日見たところが並ぶ。

福井県坂井市に入る。ほんと、聞いたこともない街の名前ばっかりだ。

そして、別に特筆することもなく、東尋坊の周辺に着いた。

駐車場が無料みたいだ。すごく助かる。

丸山によれば東尋坊タワーはがっかり観光地なので行かない方がいいらしい。

理由を聞いたが、東尋坊タワーから東尋坊が見えないらしい。納得だよ。

東尋坊を目指して坂を下りていく。道は露店や土産物屋で賑わっている。

美味しそうなのでイカ焼きを買うことにした。店員さんがかわいい。

注文してから焼くらしいので時間がかかった。

店員さんあんなショートパンツで寒くないんだろうか。

にしても、人の多いところだな。にぎわうねえ。

イカを食べながら坂を下る。イカ墨ソフトも気になるなあ…

ずんずん進むと出た、東尋坊

意外と小さい。もっと大スケールなのかと思った。断崖絶壁感はあまりない。

人があまりにも多い。人同士ぶつかって落ちそう。

岩の上を軽快に進み、淵のあたりまで来た。

崖はあんまり高くないけど、日本海の荒波と絶景はすごい。

東尋坊はこの岩肌と岸壁と、景色とのコントラストを楽しむところなのかも。

ふーん。(小並感)

いろいろ看板を見る。

東尋坊というのは本当にいた坊さんらしい。

要約すると、東尋坊は悪いやつで殺されたけど逆恨みしてやばいことになった。

みたいな話らしい。悪いやつの方の名前が残ってしまっているのね。

あとイカはとんびが狙うから食べ歩きは注意してねの看板もあった。

食べきってるから大丈夫だ。というか串がすごくじゃまである。

特に何を買うでもなく露店の立ち並ぶ道を歩く。

海鮮丼とかあるやん。ここで食べればよかった。

車に戻ってきたけどトイレに行きたい。串を車の上に置いてトイレに行った。

再び車に戻って発進。白山の宿はまあまあぎりぎりで到着できそうだ。

雪も降ってないみたいだし。誤算だよな。

まあ雪降ってたら今日スキーできてたんすけどね。

そういえばイカ串を車の上に乗せっぱなしである。いけね。

車を停め、串を回収。助手席に放り投げた。

白山の宿を目指そう。だんだん日が落ちてきていた。